Calender
2019年9月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
Recent Comments
Recent Trackbacks
« 政府が無能だから救出できないのか。それとも、体制がないからできなかったのか。 | Main | 北朝鮮による拉致事件がいっこうに解決の見通しが立たない。 »
大阪都は実現ならず。だが、この投票で見えた市民の危機意識。
政治コラム / KOJI(qtdreamjp)
大阪都は実現ならず。だが、この投票で見えた市民の危機意識。

大阪都は実現ならず。だが、この投票で見えた市民の危機意識。
大阪都構想は、その実現の是非を問う大阪市の住民投票の結果、僅差によって、否決された。大阪市長の橋下徹氏は、かねてより大阪都構想実現に向けて、大阪府政、大阪市政を担ってきた。
そして、5/11に行われた住民投票によって、その結果をいかにあろうとも、受け入れるし、否決されたら、政界を引退することも示唆していた。

橋下氏の政治生命を掛けた大一番で、既成政党の猛襲にあい、敗れ去ってしまった。
だが、投票の世代間、地域間の内容を見ると、生活の変化を望まない高齢者や住宅街の地域で反対票が多かったことがわかる。20~60代では、むしろ、賛成票が上回っていた。大阪でも、住宅地域ではなく、オフィス街などが多くある地域では賛成票が上回っていた。
この結果の内容を見ると、大阪市民も各々が各々の立場を持って、考えたのであろうと思う。大阪都が実現しなかったことで関西の周辺地域への影響が懸念されるかもしれないが、結果は現状維持に近い。
この敗因の遠因は2009年の総選挙で行われた民主党政権誕生にあったことであろうと推察する。この時の自民党政権は、自民党内部で「選対本部長」という肩書を持っていた政治家を中心に守旧派が内部をかきまわし、政権内がぜい弱化していた。
このことに嫌気をさした国民は当時、海の物とも山の物ともわからない民主党ではあるが、かつて自民党にいた政治家を含めていたこともあり、国政を任せてもよいと思い、大勝させてしまった。これが日本が最終的に崖っぷちに行くまで、国内が疲弊することになるとは思っていなかった。
あの選挙でチェンジすれば、良くなる。アメリカでオバマ大統領が1期目の大統領選挙で「YES WE CAN」とスローガンを掲げ、大統領に就任した。その勢いが日本でも起こり、政変がおこった。阪神淡路大震災以来の自民以外の政権であった。
その後のことは、周知の事実で、東日本大震災が起こった時でさえ、何もしなかったことで、辟易し、今の安倍政権が誕生した
のである。日本国民の間で、守旧派よりの思考に振れた結果だと思われる。
そして、大阪なりの事情、西成地区の問題なども複雑な要因が重なり、否定されたのであろうと思う。
だが、私が思うに、この投票でわかったことは、賛成派は過半数を得られず、負けてしまったが、その数は、反対派とほぼ同数いるということである。つまり、現状の大阪市を選択した結果は、反対派の勝利だけでなく、負けた側の賛成派の大阪市に対する問題意識も相当数あるということを意味しているのである。
維新以外の既成政党がこぞって、反対した大阪都構想はとん挫したが、その代わり、既成政党が主張した「大大阪構想」なる物で本当に大阪を良くすることができるのか。低迷する大阪を活気づけることができるのか、そこに注目する。
既成政党が「出る杭は打ってしまえ」と言わんばかりに、反対していたにしか見えなかったが、それが改革できなかった時には、大いに批判したいと思う。
いずれにせよ、橋下氏はこの都構想に関する住民投票は一回だけしかしないと明言している以上、橋下氏による都構想の是非を問う住民投票はもうないであろう。都構想に代わる改革が実施され、大阪が再度、浮揚してもらうことを隣の県の住民として、注視していきたい。


地域差くっきり 大阪湾岸・南部で反対多数、市中心部では賛成が上回る
http://www.sankei.com/west/news/150518/wst1505180037-n1.html


このコラムに興味がおありの場合は、クリックしてください。
Check

Category : 政治コラム, 社会コラム | Comments [0] | Trackbacks [0]








画像の中に見える文字を入力してください。

url: http://www.k-rci.ws/blogsystem/mt-tb.cgi/593