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政府が無能だから救出できないのか。それとも、体制がないからできなかったのか。
政治コラム / KOJI(qtdreamjp)
政府が無能だから救出できなかったのか。それとも、体制がないからできなかったのか。


去年、8月に湯川陽菜氏が捕まり、その後、湯川氏を救出することを目的に行ったが、現地の案内役にだまされ、囚われの身になってしまった後藤健二氏が悪辣非道な者たち、いわゆるISILに拉致され、無理難題と突き付けられ、結局、二人とも殺されてしまった。
とくに後藤健二氏の件に関しては、ISILがヨルダン人パイロットを拉致して、しばらくの後に殺しておきながら、無事である可能性を匂わせ、交渉するふりをしていた。
その裏で、後藤健二さんの妻には、再三再四、メールを送りつけて、脅迫していた。

このことが朝日の記事であたかも、政府が何もしなかったと言わんばかりの印象を与えるような記事である。
日本政府は、正攻法に周辺各国に協力を要請し、現地にいる宗教指導者などから交渉チャネルを築こうと模索していたことは記者会見で行われていたことからも、明白である。
ISILがその気になれば、後藤健二さんの妻にではなく、直接、政府にメールを送りつけることもできたわけで、それをやらなかったことには一切、批判がない。
確かに、今の日本の法整備などでは、日本人が囚われの身になってしまったら、軍事オペレーションが採れない。つまり、日本が行えるのは、各国や現地の指導者などの正義に依存し、交渉をする伝手を一から築きあげることでしか、採れる手段はないのである。
今回の対応を持って、時の政権を叩くことは非常に簡単である。助けられなければ、それ見たことかと容易に批判できるからである。
だが、今の日本の制度が何も整備されていないに等しいと言わざるを得ない。これを言い出すと、軍国主義者などという短絡的なレッテルと張られるから、誰も言い出さない。これに違和感を感じざるを得ない。
ましてや、マスコミが政府が無策であることを批判するなら、囚われの身となってしまった日本人を救出することのできる法整備や体制の構築をしていないことを批判すべきではないのか。
これは時の政権だけの責任ではない。時の政権を構成している国会議員を選んだ有権者である国民にも責任があるのである。その理由は簡単である。日本という日本国憲法に規定されている民主主義国家の主権者である我々、日本国民が責任を負わないと行けないからである。時の政府だけが悪いのではない。
その体制づくりをしない政府に批判をしない政治家を含めた日本人全体の責任なのである。つまり、安全保障というのは、戦争が大好きな政治家やその支持者だけが語る軍事ネタなのではない。
例えるなら、自分の家族が見知らぬ誰かに捕まり、ある日、突然、メールで、金を払わないと殺すと脅されたとする。まずは警察に通報することはするだろう。
だが、心情的に、家族を捕まえている相手が判明した時には、自らが殴りこみに行き、相手を殺してでも、取り返そうと思うのが、人情である。

しかし、今の日本はあの卑劣な拉致事件を起こした北朝鮮に未だに抑留されたままになっている拉致事件被害者を力づくでも、取り戻すことが出来ていない。
それは、政府が無能だからという簡単な批判で終いにできるのか。いや、違う。
時の政権に利用され、好戦的な統治機構にしてはならないが囚われの身になっている日本人がいるときに、対岸の火事のごとく、政府が対応できないことを批判するばかりではおかしい。しっかりと、自衛隊を活用できるように、体制作りを行い、悪辣非道な連中に日本人を拘束された時に、実力行使を行う方々に犠牲を強いるリスクを受忍できる世論が醸成されなくてはならない。

この報道をみると、非常に虫唾が走り、北朝鮮による拉致事件を解決させないようにしている片棒を担いでいるようにしか見えない、非常に腹立たしい記事である。
私は、何もむやみやたらと、人を殺すことを好むバカではないことを最後に付け加えておく。

IS、後藤さん妻に再三メール 政府は直接関与せず
http://www.asahi.com/articles/ASH4H5GBPH4HUTFK00B.html


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