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プロレスは死合ではなく、興行である。
スポーツコラム / KOJI(qtdreamjp)
プロレスは死合ではなく、興行である。


2/22に女子プロレス団体「スターダム」の看板タイトルであるワールド・オブ・スターダムのタイトルマッチが行われたが、この試合はプロレスの試合ではなく、ストリートファイトのような殴り合いの凄惨な試合となってしまった。
元々、プロレスは格闘技の中でも、興行の要素が色濃くでる格闘技で、相手が仕掛けてくる技をいかに受けきって、最後に自分の必殺技で勝利を収めるかを競う格闘技である。
また、アメリカのプロレス団体WWEの前身が株式市場に上場する際にギミックが存在し、ストーリーもあることが公然となり、噂の域であったことが現実であると明らかになった。観客はそれを理解したうえで、格闘技色の強い試合を見たり、大技の連発、空中殺法の連発など華麗な技に酔いしれる試合を見たりして楽しんでいる。
とりわけ、女子プロレスに関しては、近年では、かつてのように体の大きい女子だけではなく、ルックするもそこそこ、綺麗であったり、可愛いルックスのレスラーも増えてきて、一見、華奢に見えるレスラーも多く、タレントと兼業している者も多くなってきている。
そのうえで、女子プロレスの試合の中で繰り出される技も、近年、目覚ましく、高度化して、危険度が増してきているために怪我が絶えないこともしばしばである。
そして、今回、行われた試合であるが、その今までの魅せる試合というよりも、リング上で行われているストリートファイトに近い内容であった。顔面の殴り合いで安川惡斗選手の顔面が見るも無残な状態になった試合である。
この試合は、看板タイトルであるワールド・オブ・スターダム選手権試合で、かつて、女子プロレスの雄であった全日本女子プロレスが管理していた赤ベルト「WWWA世界女子王座」をモチーフに創設され、初代チャンピオンがそのWWWA世界女子の最後の保持者であった高橋奈苗であった。
その後、3回ほど王座移動がおこり、美人系レスラーの多いスターダムの中で異彩を放つ存在の世Ⅳ虎が第4代王者として、挑戦者に第3代、第5代ワンダー・オブ・スターダム選手権者の安川惡斗を迎えて、行われたのである。
この試合結果を受けて、スターダム内において再発防止策をまとめられ、そして、王者である世Ⅳ虎に対しては王座はく奪と無期限出場停止処分が課され、団体代表とGM、選手代表がそれぞれ、減給処分などの処分が発表された。
この試合を見る限り、プロレスラーとしての2人には個人的な私怨が仇となって、引き起こされてしまった喧嘩にしか見えないし、多くの人がプロレスではないと認識できる状態であったと思う。この試合をさばいたレフェリーは厳格なレフェリングで定評のある和田恭平レフェリーで、この試合中も再三にわたり、制止をしていたが、特にチャンピオンはその制止や警告を聞き入れていなかったようである。
顔面をひどく、骨折した安川選手は、長期欠場を余儀なくされると思われるが、本人は復帰を切望しており、復帰してくることを心より願うだけである。
プロレスの試合の中では、ボクシングのような正拳、いわゆるグーパンチはいかなる場合でも、反則になるのだが、プロレス特有の5カウントルールがあり、このカウント内であれば、警告は受けるものの、反則をしようと思えば、できてしまうのである。
だが、このルールがあるからこそ、ヒールが目立ち、ヒールにやられ、劣勢に立たされているベビーフェイスが反撃し、勝つという勧善懲悪なストーリーがよく受けるのである。これがなければ、他の格闘技と変わらないし、プロレスではなく、総合格闘技に変貌してしまうことになる。
だからこそ、このルールを活かしつつ、今回のような顔面殴打による大けがを防ぐかの運用ルールが望まれるのではないだろうか。プロレスは試合であると同時にエンターテイメントでもある。そこを忘れない防止策を出してくることを望む。
また、この試合で両選手には大きな心の傷がついてしまったことは間違いないであろう。メンタル面でのケアをしっかりと、この試合を両者が乗り越えてこそ、真のプロレスラーに近づけるのではないかと思う。


【凄惨マッチ】心身衰弱の世IV虎 去就どうなる

http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/womens_prores/371416/


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Category : スポーツコラム, 心のコラム | Comments [0] | Trackbacks [0]








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