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首相公選制もよいシステムとも言えない。
政治コラム / KOJI(qtdreamjp)
橋下知事「やはり公選制」 知事会長も苦言
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/lcl11060309380000-n1.htm


 内閣不信任案の否決を受け、大阪府の橋下徹知事は2日、兵庫県西宮市内で開催された近畿ブロック知事会の終了後、記者団に「日本では、議院内閣制は無理。一番重要な、自分たちのリーダーを選ぶ権利を国会議員に委ねるということは、もう日本では成り立たないことは、はっきりしている」と改めて首相公選制の必要性を強調した。
 さらに「国民が本当にどう思っているのか、国会議員には、よく分かってもらいたい」と、政争に明け暮れる中央政界に注文をつけた。
 また、全国知事会の会長を務める京都府の山田啓二知事も「東日本大震災の復興や支援をめぐり、全国知事会は、国と地方の協議の場をすぐに開催するよう求めている。政局の中で遅れることは、国民にとって大きな打撃になる。そういうことがないようにしてほしい」と述べ、国会の動きに苦言を呈した。



首相公選制、かつて中曽根康弘氏が1961年に国民の直接投票による首相公選制を提唱したことが世に知られるきっかけとなった。だが、国際社会の中では現在、首相公選制を導入している国はない。かつてイスラエルが首相公選制を導入していた時期があっただけである。そのイスラエルも、導入からわずか10年で公選制を「百害あって一利なし。」として廃止した。
話はそれてしまうが廃止した理由を見なければ、本当に日本に必要かどうかを見極めるうえで参考になると思うので、考察するとイスラエルが廃止した理由は政局の変化により、少数の多党が乱立する状態に陥ってしまい、政局が不安定となり、当初の目的とは全く逆の方向になってしまったからである。つまり、民意を反映し、連立政権の基盤である国会での議席数が与党であっても、過半数を取ることが難しい状態にあることもあるからである。
また、イスラエルには明文化された憲法は存在しないため、首相公選制の導入は法律を制定するだけで済んだのであり、廃止するにしても、法律の廃案で済んだのである。しかし、日本においては、憲法を改正しなくてはなりたたない。それは憲法の規定により内閣総理大臣は、国会の議決により指名され、天皇が任命するという規定になっているからである。
また、現実的に現行の政治システムに合うかどうかという問題もある。諸問題をクリアしなくては導入するのも難しいのではないだろうか。まず、単純に考えても、民意で選ばれた首相と元首である天皇との関係を明確にしなくては無理である。また、内閣と国会との関係もはっきりしなくてはならない。というのもどちらも民意だからである。
前者に関しては、民意で選ばれた首相を天皇が国民の名のもとに任命する形をとり、元首としての地位を明記すれば可能であるが、後者の問題は両者の関係を明確に規定しなくてはいけないし、現在の憲法の規定にある通り、解散権や不信任案などをどのように扱うかを規定しなくてはならない。
ただ、中央政界が与野党ともに体たらくな状態であることは間違いなく、それを打破するために考えた大阪府知事らしい発想だと言える。


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